教育の特色

ICT教育の推進

電子黒板

本校では、電子黒板(液晶ディスプレイ式)を全教室に設置しています。デジタル教科書の投影やシミュレーションCGなどの動画や画像を利用し、それに書き込みながら説明することにより、従来の黒板のみの授業に比べ、生徒の理解度が大幅にアップしています。本校で採用した「液晶ディスプレイ式電子黒板」は、一般に設置されることが多い「プロジェクタ式電子黒板」とは違い、教室の照明を落とさなくてもクリアに見えるので、生徒がノートを取る手元が暗くなりません。

タブレット端末(iPad)

資料調べ、プレゼンテーション、アプリでの自学自習や、生徒によっては授業ノートとして利用しています(全教室でWi-Fi利用可)。自主性や協動性を重視し、積極的に学ぶ姿勢を目指します。端末は、入学時に購入していただく各自が所有するiPadを使用しています(2022年現在、1年生は全員、2・3年生はスーパー特進コースの生徒のみ所有しています。2・3年の総合進学コースの生徒は210台の共用iPadを使用しています。2024年度には、全員が各自の端末を所有して使用するようになる予定です)。板書の写真を撮りそれに自分で書き込みをしたり、配付されたPDFファイルにメモ書き込んだりすることで、iPad上に授業ノートを作成したり、スライドを作りプレゼンテーションで使用したり、自宅でWEB教材を用いて学習したり…可能性は無限大に広がります。タブレット端末を文房具のように日常的に使用することで、卒業時には自在に使いこなせるようになります。また、iPadで使用する分も含め、在学中に使用できるMicrosoft Officeのライセンスを生徒1名あたり5ライセンスずつ無料で配付しています(生徒が利用する自宅PCやスマートホンのOfficeアプリ等にも適用可。1000GB/1人のクラウドストレージも自由に利用可)。

以下の写真は、実際に生徒がOneNoteアプリで授業中に書いているノートのスクリーンショットです(掲載について本人の許可を得ています)。その場で撮った板書・教科書・問題集の写真や、配信してある画像やPDFファイルに書き込みをしながらノートをとっています。慣れれば、書き写す時間が大幅に短縮されるので、しっかり説明が聞けるなど効率的に授業を受けることができます。ノートのデータ自体は自動的にリアルタイムでクラウドに保存されており、必要に応じてスマートホンやPC等で開くこともできるので、いつでも復習ができます。

この他にも、生徒達は教員が提案した以上の使い方を自分たちで工夫して、IT、ICTの可能性を広げています。このようなスキルを身に付けることで、卒業後も大学等で何も迷うことなく情報端末等を自在に使用し、情報化社会に対応できるようになります。