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第29回化学クラブ研究発表会に参加しました

科学部 研究発表報告
第29回化学クラブ研究発表会(主催:日本化学会関東支部、後援:文部科学省)
発表日:2012年3月27日(火)
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス6号館

受賞結果:「研究奨励賞」受賞

科学部は、日本化学会関東支部主催の第29回化学クラブ研究発表会に参加しました。発表テーマは、口頭発表の部で「ベニバナの紅変現象に関する研究XV」1テーマ、ポスター発表の部で「りんごの糖度の変化について」「ダイラタンシー現象」「アオカビの培養」「銀樹についてⅢ」の4テーマ、計5テーマで発表会に臨みました。今回は、大学や企業の研究発表も同時に開催され(第92回日本化学会春季年会)、緊張感漂う雰囲気の中で、部員たちは堂々と発表を行いました。今回の研究成果に対して、「研究奨励賞」を受賞しました。研究発表を終えて、部員一人ひとりがまた一歩成長を遂げた一日となりました。

化学クラブ研究発表会は、首都圏を中心に高等学校や中学校が参加し、ここ数年では50校前後の大規模発表会となっています。内容は、基礎化学、物理化学、無機化学、有機化学など様々なテーマで口頭発表とポスター発表が行われます。発表形式は、学会と同じスタンスで行われます。学会は、大学や企業の研究者が日頃の先端科学を発表する場で、限られた時間の中で発表と質疑応答が行われます。高校生が同じ場所で発表できることは、貴重な体験となっており、研究を続ける励みにもなります。2012年度も研究に一生懸命取り組みたいと思います。