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2008年度「付属高校・中等部SPP・SSH成果発表会」実施報告

Science Partnership Project & Boyo Special Science Program 2008

日時

2月14日(土)10時30分~15時45分

場所

東海大学代々木キャンパス

参加者

首都圏の主な付属高校・中等部(付属浦安高校・中等部、付属望星高校、付属相模高校・中等部、付属高輪台高校・中等部、付属望洋高校)

内容

1.各校自己紹介(SPPの取り組み等)

2.各校混成のグループによるグループディスカッション
  「科学に関するテーマ」

3.プレゼンテーションI(ホワイトボードを使って2.のプレゼン)

4.ポスターセッション(ポスターによる2008年度SPP成果発表)

5.プレゼンテーションII(パワーポイントによる2008年度SPP成果発表)

2008年度「付属高校・中等部SPP・SSH成果発表会」が東海大学代々木キャンパスで行われ、本校代表として3名の生徒(3年生2名、1年生1名)が参加しました。

はじめに、各校混成のグループを作り、科学に関するテーマでグループディスカッションを行いました。はじめての仲間とのディスカッションで最初は緊張した雰囲気でしたが、SPPやSSH活動の主テーマである科学に関する討論だったため、各自が意見を述べながら和やかな雰囲気へと変わっていきました。昼食を挟んで、プレゼンテーションIの準備に入る頃には、はじめて会ったグループとは思えないほどの活発なコミュニケーションがなされていました。

その後、いよいよメインとなるSPP・SSH成果発表へ移りました。各校が取り組んだ内容だけあって、意欲的な発表が行われました。ポスターセッションでは、限られた時間内に要領よく的確に活動内容を説明しなければならず、各校ともポイントを絞り込み、最大限の情報をどう相手に伝えるかを工夫しながら取り組んでいました。また、プレゼンテーションIIでは、パワーポイントを使っての成果報告となり、本校は〔防災〕第1回講座~第3回講座の活動内容を発表しました。報告を終えて、他校からは首都圏外郭放水路を中心に活発な質問がなされ、本校生徒も的確に答えていました。

SPP・SSH成果発表会は、はじめての開催でした。今回は首都圏の学校のみの参加とはいえ、学園のスケールメリットを生かし、全学園で取り組んでいるSPP・SSH活動の内容が他校の生徒へ伝えられることは、同じ目的を持って取り組んだ成果をお互いに共有することになり、今後の活動に大きな刺激を与えたことになったと思います。生徒の感想からは、「他校の生徒との交流ができて良かった」「他校のSPPやSSH活動の内容が判って良かった」など発表会に参加して得られたことの大きさが伝わってきました。

本校は、来年度もSPP企画を検討しています。〔食品〕〔環境〕は3年連続の継続テーマとして準備を進めています。活動の様子をまたご紹介したいと思います。