2009年度 第3学年「校外学習(江戸・東京)」を行いました
天候に恵まれた4月16日(木)、3年生は「江戸・東京」と名づけられた校外学習に出掛けました。JR両国駅に程近い「江戸東京博物館」に集合した3年生。集合も早く、出席確認から入館まであっと言う間でした。
入場券を機械に通し、薄暗い照明に幻惑されながら日本橋を渡ると、いきなり江戸時代にタイムスリップしたようです。館内は「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」とに分かれ、それぞれの時代を体感的に学べるようになっていますが、建物や乗り物はもちろん、人物の表情までリアルに再現されたジオラマは、素晴らしい迫力をもってその実感を伝えてくれました。生徒達からは「江戸、明治の生活道具や建築、芸術品を通して、文化的価値を見直すことができました。」という感想も聞かれました。
その後、班別自由行動に移り、各班の計画に基いて両国―浅草―上野近辺を見学しました。生徒たちは東京の下町文化に大変関心が高く、お店の一軒一軒、史跡の一つ一つを楽しみながら見学したようです。下町らしい昼食を楽しんだり、都営の「下町観光バス」に乗って移動したり、仲見世商店街の人たちとの会話を楽しんだり、大道芸に拍手を送ったり、そして、級友や教員との交流もたくさんできました。
各班とも、時間が足りないぐらいの計画でしたが、帰りの集合(上野公園)もスムースで、話を聞く時はすぐに耳を傾け、明るい笑顔で気持ちの良い挨拶ができました。3年生にとっては高校生活最後となるこれからの1年間が「きっと素晴らしいものになるだろう」と予感させるような校外学習となりました。