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2009年度「付属高校・中等部SPP・SSH成果発表会」実施報告

日時

2月13日(土)10時30分~16時00分

場所

東海大学付属浦安高等学校

参加校

付属浦安高校・中等部、付属望星高校、付属相模高校・中等部、付属高輪台高校・中等部、付属翔洋高校、付属仰星高校・中等部、付属望洋高校

内容

1.各校紹介

2.各校混成のグループによるグループディスカッション
「科学に関するテーマ」 

3.プレゼンテーションI(ホワイトボードを使って2.のプレゼンテーション) 

4.ポスターセッション(ポスターによる2009年度SPP・SSH成果発表)

5.プレゼンテーションII(パワーポイントによる2009年度SPP・SSH成果発表)

2009年度「付属高校・中等部SPP・SSH成果発表会」が東海大学付属浦安高等学校で行われ、本校代表として4名の生徒(2年生3名、1年生1名)が参加しました。

はじめに、各校混成のグループを作り、科学に関するテーマでグループディスカッションを行いました。はじめての仲間とのディスカッションで最初は緊張した雰囲気でしたが、本校の生徒がリードしながら意見交換がはじまりました。テーマは、科学の有り様に関する内容で、意見を出し合い、ホワイトボードを使ってまとめながら和やかな討論が展開されました。昼食をはさんで、プレゼンテーションIの準備に入る頃には、はじめて会ったグループとは思えないほどの活発なコミュニケーションがなされており、さすがSPP・SSH活動で鍛え上げられてきたという姿がうかがえました。

今年度のSPP・SSHの取り組みを発表するポスターセッションは、発表にルールが設定され、限られた時間に要領よく的確に活動内容を発表しなければなりません。そのような設定でも、時間内に目的・内容がしっかりと相手に伝えられており、拝聴者も理解している様子がうかがえました。各校ともポイントを絞り込み、最大限の情報をどう相手に伝えるかの工夫が随所で見受けられました。

プレゼンテーションIIでは、パワーポイントを使っての成果報告となり、本校は第8回講座~第10回講座の〔材料〕に関する活動内容を発表しました。報告を終えて、超伝導に関する質問がなされるなど活発な意見交換がなされていました。

SPP・SSH成果発表会は、2回目の開催となります。学園のスケールメリットを生かし、全学園で取り組んでいるSPP・SSH活動の内容が他校の生徒へ伝えられることは、同じ目的を持って取り組んだ成果をお互いに共有することになり、今後の活動に大きな刺激を与えることになったと思います。生徒の感想からは、「他校の生徒との交流ができて良かった」「他校のSPPやSSH活動の内容が判って良かった」など発表会に参加して得られたことの大きさが伝わってきました。

本校は、来年度もSPP企画を検討しています。宇宙に関する科学技術に着目し、〔食品〕〔環境〕をテーマとして準備を進めています。活動の様子をまたご紹介したいと思います。