BSSP〔科学の現場を歩く〕コスモ石油千葉製油所見学

本講座では、企業との連携を通じて、化学・環境・製造技術などの分野における実社会での応用を学びました。11月26日(水)、希望した21名の生徒が「コスモ石油千葉製油所」を訪問しました。今回のテーマは「エネルギーと生活を支える技術」。総務課長の菊地徹氏と総務課の露嵜佐津紀氏から、会社概要や原油の輸入から製品になるまでの流れについて講義を受けた後、加熱炉や蒸留塔など石油精製の現場をバスツアー形式で見学しました。見学後は、この講座を受ける前と受けた後でどのようにイメージが変わったかをテーマにグループ討議と発表を行いました。発表では、「コスモ石油はガソリンだけだと思っていたが、プラスチックや化学製品など生活に欠かせないものが原油から作られていることに驚いた」「精製の工程が複雑で、環境対策にも力を入れていることを知り、企業の責任の大きさを感じた」などの声が上がりました。また、「エネルギー産業は遠い存在だと思っていたが、私たちの生活を支える重要な仕事だと実感した」という意見もあり、参加者の視野が大きく広がったことがうかがえました。エネルギーと私たちの生活のつながりを実感できる貴重な学びの機会となり、今後の進路選択や将来のキャリア形成に向けて視野を広げるきっかけとなりました。探究心を育み、科学技術への関心を深めることで、将来の学びや社会での活躍につながる体験となりました。







