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科学部&3年生有志 千葉大学主催「第6回高校生理科研究発表会」に参加し、優秀賞を受賞しました

科学部 研究発表報告
第6回高校生理科研究発表会(主催:千葉大学)
発表日:2012年9月29日(土)9時~17時
場所:千葉大学西千葉キャンパス

科学部は、千葉大学高大連携企画室が主催する「第6回高校生理科研究発表会」に昨年度に引き続き参加しました。さらに、今回は、スーパー特進コース3年生が有志として科学部に加わり発表することになりました。

今回は、千葉県下の高校をはじめ他県からも多くの学校が参加し、発表件数は208件にものぼる大規模な発表会となり、教育学部の教室を会場として行われました。発表は、ポスター形式で、与えられたブースにポスターを貼り、そこに審査員の先生が数名来られ、審査員に対して研究内容に関する説明を行った後、質問に答えるスタンスで行われました。

今回出展した研究テーマは、物理分野から4テーマ、化学分野から7テーマ、生物分野から4テーマの計15テーマ(昨年度は12テーマ)で29名の生徒が参加しました。科学部はいくつかの発表会を経験していますが、3年生有志は研究発表がはじめての経験となりました。緊張した空気の中、一人ひとりが自分の研究に対して精一杯説明を行い、質問にも堂々と対応していました。

各校の発表後、講演、表彰へと進みました。表彰式では、生物分野において2年生の大井惣太君が「ヤママユガの孵化率を上げる方法について」の研究テーマで優秀賞(2年連続)を授かりました。部員達にとって励みとなる成果を得ることができました。

今回の発表会を通じて、審査の先生や他校の生徒とのディスカッションは貴重な体験となったことと思います。3年生は、今回の発表が最後となりましたが、大学でこの経験が必ず活かされることになり、1,2年生は次年度に向けての励みとなり、再チャレンジを与えられる絶好の機会を得ました。

次の発表会は、3月に行われる日本化学会関東支部主催の高校化学クラブ研究発表会を予定しています。

今回の発表テーマ

  • 「本の摩擦と時間の経過の関係」

  • 「ダイラタンシーと時間」

  • 「物理学的に見る腕相撲の必勝法」

  • 「水の内容量によって変わるコップの音色」

  • 「ベニバナの紅色色素の研究」

  • 「ベニバナの黄色色素の研究」

  • 「銀樹で発生する赤い樹状結晶(銅)の研究」

  • 「りんごの糖の定性分析」

  • 「植物色素の研究」

  • 「バナナの糖度と黒い斑点の関係について」

  • 「マンガン乾電池の性能を調べる」

  • 「ヤママユガの孵化率を上げる方法について」

  • 「アオカビの培養」

  • 「カナブンの変異色個体」

  • 「かつお節はあるのに,他の魚で節はできるのか」