第1回高校現代文明論公開授業を開催
6月5日(木)に、1学年担任による「第1回高校現代文明論公開授業」が行われました。当日は、指導教官として学校法人東海大学初等中等教育課課長補佐の中村武徳先生をお迎えして、テキスト第3章「松前重義博士と建学の精神」(「人との出会いをとおして、各自の人生を考える」)を中心に、5限目に1組・2組・6組、6限目に3組・4組・5組で公開授業が行われました。
この「高校現代文明論」は、『自らに「人生如何に生きるべきか」と問いかけ、意義ある人生を送るため、多様なものの見方の中から、正しいものの見方・考え方を確立し、人道主義・人格主義に基づいた思想を培うことを目的とした教科』です。東海大学の創立者である松前重義博士の基本理念を受けて、大切な青年期を迎える生徒一人ひとりに「人生をいかに生きるべきか」を問い、明日の時代を担う強い使命感と豊かな人間性を持つ人材の育成を目指して行われるものです。
なお、当日の放課後に、中村先生をはじめ、校長・副校長・教頭・授業担当者・授業参観者を交えての「講評会」が開催されました。指導教官の中村先生からは「1つとして同じパターンの授業がなく、工夫の跡が認められた。生徒にこれまでの出会いをとおして、将来の生き方を考えさせるきっかけとなる授業であった。」などの講評をいただきました。最後に本校の阪本校長からは「何を学習するべきか、生徒に伝わった授業展開だったと思われます。今後は授業展開の工夫という点を相互に議論し合って、さらにステップアップを目指してもらいたい。」という言葉がありました。