2011年度 理科特別講座 SPP実施報告(第2回講座〔食品〕)
Science Partnership Project & Boyo Special Science Program 2011
Science Partnership Project & Boyo Special Science Program 2011
2011年度 SPP第2回講座〔食品〕
「日本の食文化と科学技術V ~清涼飲料水の科学技術を解き明かそう~」
2011年度 SPP第2回講座〔食品〕
「日本の食文化と科学技術V ~清涼飲料水の科学技術を解き明かそう~」
日時 |
6月8日(水)13時30分~15時50分 |
場所 |
本校3号館1階特別教室 |
内容 |
科学コミュニケーション |
担当 |
日本科学未来館 企画調整・普及展開部普及展開課科学ネットワーク担当 髙見裕一氏、蓮沼一美氏 |
内容
内容
SPP〔食品〕第2回講座は、「科学コミュニケーション」をテーマに、科学技術に関する身近な話題を題材として、いろいろな立場に立って問題点を掘り起こした後、グループで討論し、発表し、意見交換を行うロールプレイを通じた双方向の科学コミュニケーションを展開しました。生命科学の先端科学のひとつである「クローン技術」についてその是非について問題点を掘り起し、それぞれの立場にたって考えを深めました。
授業では、はじめにクローン技術やクローン牛の基本的な事柄を学習した後、グループディスカッションでは、6つのグループ(賛成派:研究者、レストラン、一般消費者、反対派:牛の生産者、スーパーの販売者、一般消費者)に分かれて、自分たちが置かれている立場で正当性や問題点、課題を掘り起しながら考えをホワイトボードにまとめました。その後、プレゼンテーションでは、一部ディベートを取り入れながら、それぞれの立場で自分たちの考えを主張し、お互いの意見を交換しながら問題点を共有化していきました。ここでは、物事をいろいろな立場で考え、問題点を自ら発見し、自分たちの考えを持ってどう解決していくかということが大切であることを学びました。
講座を通じて、生徒間のコミュニケーションの大切さを認識させると同時に、SPP講座で学習した内容を的確かつ迅速にまとめ、発表することの技術を今後のSPP活動に活かしたいと考えます。
次回は、清涼飲料水の様々な成分が化学物質として存在していることや、それら成分がどのような役割を果たしているかなど基本的な内容を学習し、第4回講座につなげます。
※今日は、本校のSPP講座の視察として、千葉市科学館の方がお見えになりました。
その他のSPP活動報告はSPP・BSSPの紹介ページをご覧ください。
次回 SPP講座予告
SPP第3回講座〔食品〕「清涼飲料水の化学成分と役割~第4回講座事前指導~」
次回 SPP講座予告
SPP第3回講座〔食品〕「清涼飲料水の化学成分と役割~第4回講座事前指導~」
日 時:2011年6月15日(水)16時00分~17時00分
講 師:SPP&BSSP実施担当教員
場 所:東海大学付属市原望洋高等学校 2号館1階生物実験室
内 容::第4回講座事前指導