2012年度 理科特別講座 SPP&BSSP実施報告(第6回講座〔環境〕)
Science Partnership Project & Boyo Special Science Program 2012
Science Partnership Project & Boyo Special Science Program 2012
2012年度 SPP&BSSP第6回講座〔環境〕
「私たちが考える地球環境VIII ~大学・企業が取り組む環境技術~」
2012年度 SPP&BSSP第6回講座〔環境〕
「私たちが考える地球環境VIII ~大学・企業が取り組む環境技術~」
日時 |
第3回 8月22日(水) 9時00分~12時00分 |
場所 |
東海大学清水キャンパス、三保研修館、望星丸 |
担当 |
東海大学海洋学部環境社会学科 |
内容
内容
朝は7時半に研修館の玄関に集合し、朝の集いでは軽く体操を行った後、研修館周辺の海岸を散策しました。富士山には雲がかかり、頂上までを望むことはできませんでしたが、潮風が心地よく、さわやかなスタートを切ることができました。朝食の後、再び清水キャンパスへ向かいました。
2日目は、清水キャンパスの講義室にて実施されました。はじめに、「液状化現象とその被害」についてまとめた班が、各班の作成したパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行いました。その後、環境社会学科の北勝利教授による災害と都市づくりについての講義が行われました。まずは、世界で起きている地震についてのお話があり、日本が世界の中でも地震の起こりやすい地域であるということを学習しました。次に、建築物が振動に対してどのようなふるまいをするかという内容の講義を、実験を行いながら説明をしていただきました。モデル模型を用いたり、講義を行っている校舎の振動を計測するなどして観測された実験データも用いたりして、わかりやすく解説していただきました。また、液状化の実験も行い、東日本大震災では千葉県でも多く起こった液状化現象についての理解も深めました。そして、災害に強い都市づくりの重要性について認識を高めました。
海洋学部での講座を終え、スクールバスにて帰路に着く途中で、埠頭に停泊している東海大学の実習船「望星丸」を見学しました。隣に停車しているスクールバスが小さく見えるほどの実習船の大きさに驚き、乗船後は、操舵室や研究施設、宿泊施設、食堂なども見学し、生徒たちは本物の船に触れ、感動していました。
今回のBSSP講座は、もうひとつ講座を日本コカ・コーラ株式会社にて実施する予定です。企業としての環境への取り組みを学習する予定です。今回の海洋学部での講座は、夏休みの期間を使って、有意義な理科特別講座となりました。
その他のSPP活動報告はSPP・BSSPの紹介ページをご覧ください。