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2012年度 理科特別講座 SPP&BSSP実施報告(第5回講座〔環境〕)

Science Partnership Project & Boyo Special Science Program 2012

2012年度 SPP&BSSP第5回講座〔環境〕
「私たちが考える地球環境VIII ~大学・企業が取り組む環境技術~」

日時

第2回 8月21日(火)13時30分~17時00分

場所

東海大学清水キャンパス、東海大学社会教育センター海洋科学博物館、三保研修館

担当

東海大学海洋学部環境社会学科
田中 博通 教授
北 勝利 教授

内容

今回の講座は、静岡県の三保半島にある東海大学清水キャンパスにおいて2日間にわたり展開しました。学校を出発して3時間半程で清水キャンパスに到着し、まずは、海洋学部の学生たちが採取した魚が泳ぐ水槽がある学食にて昼食をとった後、臨海実験場にて初日の講座が行われました。

はじめに、事前学習として「環境に優しい新しい発電について」についてまとめた班が、各班の作成したパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行いました。その後、環境社会学科の田中博通教授より、宇宙と地球の誕生や太陽系の寿命についての話があり、人類が生きていける環境は非常に好条件がそろっているからであり、その環境を維持するためには発電方法をはじめ様々な人類の努力が必要であることを学習しました。そのひとつとして、波力発電について掘り下げ、波の持つエネルギーや津波についてもお話がありました。また、人工津波を発生させる実験装置を実際に稼働していただき、生徒たちは津波の持つエネルギーの大きさにも驚いた様子でした。

田中先生の講義を受けた後、東海大学社会教育センター海洋科学博物館で海洋生物を観察し、このような生物たちが生きられる地球環境を維持することの重要性を再確認しました。

その他のSPP活動報告はSPP・BSSPの紹介ページをご覧ください。