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~3年芸術鑑賞会 新国立劇場『リチャード三世』~

『リチャード三世』は新国立劇場開場15周年を記念して、同劇場で2009年に上映された『ヘンリー六世』三部作の続編として、同じスタッフ、キャストで上演されました。シェイクスピアの初期の作品で、『ハムレット』と並び一度は演じたいという究極の役と言われています。グロスター公リチャードが王位をとるために、あらゆる残忍冷酷な手段を使って、身内をはじめ邪魔者を処刑していきます。ついにリチャード三世として即位しますが、絶頂期は続きません。さて、この『リチャード三世』を鑑賞するに当たり、この事前学習で活躍してくれた3年図書委員には感謝しています。下記に図書委員長の感想を記しておきました。

図書委員長 3年4組 勝呂 衿香(袖ヶ浦市平川中学校出身)

10月17日に新国立劇場にて『リチャード三世』を観てきました。正直に言いますと、最初、人間関係が複雑でよくわからないことが沢山ありました。事前学習で物語の内容や人物相関など学習したおかげで、内容そのものを鑑賞することができ、大変良かったと思いました。事前学習は、3年の図書委員が、寸劇のような感じで登場人物を紹介し、見どころなどを説明しました。ちょうど、後期中間試験(1)の最終日の学年集会で実施しましたので、準備もそれほど出来た訳ではなく、非常に不安でした。それでも、図書委員が登場人物の名前を書いたボードを舞台で掲げるだけで、笑いもありましたが、かなりの人が関心を持ってくれので、頑張ったかいがありました。芸術鑑賞会当日は、皆さんが興味津々な様子で見ていたように思えました。終演後、いろいろと劇について話しあっているのを見てさらにうれしさが増しました。今回の芸術鑑賞会を通して、文学や歴史に興味を持ってくれるとうれしいと思いました。