全校生徒対象「第２回オリンピック教育」が行われました

12月16日（水）２限目に全校生徒対象に、又、ほとんどの教職員が参加する中、「第２回オリンピック教育」が行われました。これは「総合学習」の一環として、「オリンピックを学ぶことだけではなく、オリンピックを題材として、世界に広がる多様な価値を学ぶ」ことを目的に、2020年の東京オリンピックが決定した昨年度より学園を挙げて実施されているものです。昨年度は東海大学高等教育部部長 橋本敏明教授が「近代オリンピックの歴史や活躍した日本人選手を紹介」と称して講演会が実施されました。今年度は、2000年シドニーオリンピック柔道男子100kg級金メダリスト、柔道全日本男子監督、東海大学体育学部武道学科准教授 東海大学柔道部男子副監督の井上康生氏に講演をしていただきました。先生は自分の柔道人生を振り返りながら「苦難に立ち向かう強い精神力と、自分自身に変化を設ける勇気の大切さ」を述べられ、2020年の東京オリンピックに向けて「生徒一人ひとりが、いろいろな形で積極的に参加するように」と、予定の時間をオーバーするほどの力説でした。生徒諸君も真剣に聴き入り、講演後、野球部の１年生に感想を聞いたところ、「同じスポーツをしている者として、とても感銘を受ける素晴らしい講演で、これからの勇気をいただいた」との答えが返ってきました。井上康生先生、貴重な時間を割いていただき有意義な講演をありがとうございました。