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2013年度 理科特別講座 SPP&BSSP実施報告(第2回講座〔環境〕)

Science Partnership Project & Boyo Special Science Program 2013

2013年度 BSSP〔環境〕第2回講座
「私たちが考える地球環境Ⅸ~食品衛生と水産資源~」

日時

8月22日(木)12時00分~18時00分

場所

東海大学清水キャンパス、東海大学社会教育センター海洋科学博物館、三保研修館

担当

東海大学海洋学部水産学科食品科学専攻
落合 芳博 教授

内容

学校を出発して3時間半程で東海大学清水キャンパスに到着し、まずは学部長のご挨拶をいただき、海水魚が泳ぐ水槽がある学食にて昼食をとりました。その後、初日の講座が行われました。この講座は、東海大学清水キャンパスにおいて2日間にわたり展開しました。

はじめに、事前学習として「魚の利用法を極める」というテーマを調べた班が、各班の作成したパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行いました。その後、落合教授よりコメントを頂きながら、講義に入りました。講義では、普通は廃棄してしまう臓器や骨、鱗などの利用法について中心に、赤身と白身の違いを生物化学的に教えていただきました。また、後半は、市場から仕入れたばかりの魚を使って、生け締めの実演をしていただき、生徒も実際に包丁を手に3枚おろし等を実習しました。ほとんどの生徒は、初めて魚を包丁で下すという操作に、戸惑いながらも必死に手を動かしていました。そして、食用となる身の部分と、廃棄となるアラの部分の重さを比較し、アラの有効利用の重要性を学びました。最後に、生徒たちは、この講座で学んだことをまとめプレゼンテーションを行いました。

落合先生の講義を受けた後、東海大学社会教育センター海洋科学博物館で海洋生物を観察し、海洋資源としての魚介類の重要性を再認識しました。

その他のSPP活動報告はSPP・BSSPの紹介ページをご覧ください。